最近、新型コロナウイルスへの感染を恐れて医療機関への受診を控える動きがあります。特に歯科は、他の医科に比べて減った医院が多く、2020年5月に岡山県内の医院を対象に行われたアンケートでは、4月の外来患者が減ったと答えた歯科医師は9割を超えています。痛みがなくとも治療が必要なケースもあり、またお口の中の病気が全身に影響を与えることもあるため、コロナ禍だからといって歯医者への受診を控えることは健康上のリスクを高めることにつながります。
最近、新型コロナウイルスへの感染を恐れて医療機関への受診を控える動きがあります。特に歯科は、他の医科に比べて減った医院が多く、2020年5月に岡山県内の医院を対象に行われたアンケートでは、4月の外来患者が減ったと答えた歯科医師は9割を超えています。痛みがなくとも治療が必要なケースもあり、またお口の中の病気が全身に影響を与えることもあるため、コロナ禍だからといって歯医者への受診を控えることは健康上のリスクを高めることにつながります。
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指を紙で切ったなど、小さな怪我は放っておいても自然に治ります。しかし、虫歯も歯周病も、放っておけば治ることはなく重症化してしまいます。また、その進行度は歯質や口腔環境、生活習慣などによって左右されるため、重度の虫歯・歯周病になるまでの期間は人によって異なります。虫歯や歯周病を治療せずにいると、以下のような症状が見られるようになります。
虫歯を深刻に考える方は少なくありませんが、日本人の歯を失う原因第二位です。はじめは痛みがありませんが、虫歯は悪化するごとに痛みが強くなってきます。しかしC4まで進行すると、一時的に痛みが消えることがあります。これは、虫歯によって神経が死んで、痛みを感じられなくなることで起きるためで、虫歯が治ったわけではないので歯根に膿が溜まるなどすると再度激しい痛みに襲われるようになります。
歯の表面が少し黒くなりますが痛みはありません。
甘い物や冷たい物を食べると沁みるようになります。
虫歯が神経にまで達しており、何もしていなくても激痛がします。
最終段階です。歯茎の外に出ている部分が虫歯によって失われています。
歯周病は日本人が歯を失う原因一位であり、「サイレントディジーズ(静かなる病気)」と呼ばれるように、重症化するまで自覚症状が薄い病気です。そのため、歯肉の変色や腫れ、出血、痛みといった分かりやすい症状が起きた時には、すでに重度に症状が進行していることがほとんどです。治療せずに放置しておけばお口の中だけでなく、血流に乗って歯周病菌が全身に運ばれてお身体全体に悪影響を及ぼしてしまいます。
総社の歯医者・山手グリーン歯科では、以前より院内感染対策のために徹底した衛生管理に努めてまいりました。昨今の新型コロナウイルスの広がりを受けまして、皆様が安心してご来院できる歯科医院を目指して更なる感染対策を講じております。
治療や定期的な通院が必要なのに、受診控えをしてしまうと虫歯や歯周病が重症化してしまい、痛い思いをしたり歯を失ったりすることになります。厚労省でも、コロナ禍でも医療機関で必要な受診を推奨しています。
不要不急の外出自粛は大切ですが、歯医者を始め医療機関への受診控えは健康リスクを高める可能性があります。ご自身で判断する前に、まずはかかりつけの歯科医にご相談ください。
この度の西日本豪雨による被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
西日本各地に大きな被害をもたらしたこの度の豪雨により、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。皆様の安全と一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう、心よりお祈り申し上げます。
当院におきましては、幸い大きな被害もなく通常通り診療を行っております。
被災者の方におかれましては、保険証を紛失された方でも保険診療が受けられますのでお気軽にお問い合わせください。
山手グリーン歯科医院 スタッフ一同